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コクタン(黒檀)

カキノキ科の広葉樹で、東南アジア~アフリカの熱帯地方を中心に約400種存在するといわれているが、その中で心材が黒色のものを黒檀と呼んでいる。
また黒色の度合いによって、「本黒檀」(全体が漆黒色で光沢がある)、「縞黒檀」(黒色と灰色、帯赤褐色が縞模様をなしている)、「青黒檀」(黒色でやや青緑色を帯びている)、「斑入黒檀」(黒色と黄褐色が斑模様をなしている)に分類される。
肌目は精密で、材質は重く堅い。
和家具や仏壇、楽器、細工物などの素材として主に用いられている。
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