地域的な地震頻度を考慮して決定される設計震度の割引係数のこと。
日本の耐震規定では、地震の比較的少ない地域では、設計震度を基準震度より多少割り引いてもよいことになっている。
その時の割引係数を地域係数と呼び、係数「0.7」~「0.9」の地域がある。
またその他の地域では係数「1.0」にすることになっている。
例えば沖縄県の係数は0.7、対して東京や神奈川・埼玉・千葉などの係数は1.0である。
つまり沖縄県で建てる住宅は、首都圏の3割引でかまわないことになるわけだ。
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