HOMEスタッフブログ > 給湯器の凍結対策を紹介します!今年は特に気を付けてください!
スタッフブログ

給湯器の凍結対策を紹介します!今年は特に気を付けてください!

みなさんこんにちは!畑建設スタッフの白石です

寒さが本格的に厳しくなった時期に多いご相談が

『給湯器の凍結』です。

 

今年は給湯器の凍結に特に気を付けなければいけません!

 

なぜなら、現在 給湯器の品薄 が続いてるからです。

 

新型コロナウイルスの世界的流行に伴い、海外からの部品の供給が滞っていることが原因です。

注文から商品が届くまでに数ヶ月かかる場合もあります。

そのため、この時期に凍結等で給湯器が故障した場合、冬の間に工事が行えない可能性があります。

 

配管の中が凍ったことにより内部の部品が破損する恐れもあるため、

最悪の事態になってしまう前に、給湯器の凍結防止対策を覚えておきましょう。

凍結するとどうなる?

給湯器の凍結トラブルは、寒さが厳しくなる1、2月頃に多くなります。

寒いからこそ使いたい給湯器が凍結すると、お風呂や炊事などに支障が出てしまいますね。

 

現在普及している給湯器の多くは「凍結対策」がされています。

そのため、凍結トラブルは給湯器本体では少なく、外に露出している水道配管や給湯配管がほとんどなのです。

 

凍結によりお湯が出なくなるだけでなく、それが原因で故障に繋がってしまうと高額な修理費用がかかる場合もあります。

そうならないためにも、給湯器の凍結防止対策を今のうちにしておきましょう!

 

 

凍結防止対策

凍結防止対策1.凍結予防ヒーター・自動ポンプ運転を活用する

現在普及している給湯器の多くは、凍結防止機能が搭載されています。

外気温が下がると自動的に作動しますが、事前に以下2点を確認しておいてください。

 

1.電源プラグがコンセントにきちんと差し込まれているか確認する

2.浴槽の残り湯が循環口より5センチ以上うえにある状態にしておく

 

※電源プラグが抜けていたりゆるんでいると、給湯器に電気がまわらず作動しない可能性があります。

 また、浴槽の残り湯が少なすぎるとセンサーが作動しない場合があります。

※機種により機能や使用方法が異なりますので、取扱い説明書をご確認ください。

給湯器凍結防止対策

     ※画像はRinnai公式HPより抜粋

凍結防止対策2.蛇口から水を少量出しておく

翌朝の凍結が予想されるときは、前日の夜から蛇口の水を少し出しておくと配管の凍結予防になります。

蛇口から糸を引くように(3~4ミリ程度)少し出すような感覚です。

 

浴槽にお湯をはる蛇口であれば、出した水を浴槽に貯めていき翌日洗濯などに利用することが出来ます。

この場合、浴槽から水があふれることがありますので、排水溝の掃除をきちんと行っておきましょう

給湯器凍結防止対策
     ※画像はRinnai公式HPより抜粋

凍結防止対策3.配管まわりにヒーターや断熱材(保温材)を設置する

給湯器の配管まわりは外気温の影響を受けやすく、特に凍結しやすい部分です。

配管まわりに断熱材(保温材)などを巻いて保護をしましょう。

 

また、配管保温用のヒーターを設置し、電気を使って配管を直接熱す方法もあります。

この場合はしっかりと施行をしないと新たなトラブルを引き起こす原因になるため、信頼する業者に相談することをオススメします。

 

 

凍結してしまったら

1.自然解凍

万が一凍結してお湯が出なくなった場合は、気温の上昇により自然に解凍するまで待つことをオススメします。

これが最も給湯器や配管に負担のかからない方法です。

 

晴れている日であれば10時頃になれば気温も上がり、解凍されはじめてお湯が出るようになります。

お湯が出るようになってからも、給湯器や配管から水が漏れていないか確認しておきましょう。

2.配管をあたためる

すぐにお湯を使いたいので自然に解凍するのが待てないというときは、配管にぬるま湯をかけて解凍する方法があります。

 

配管にタオルを巻き、ゆっくりとぬるま湯をかけてあたためます

このとき、電源コードやガス栓等に水がかからないよう注意しましょう。

凍結が解消されたら、巻いていたタオルをはずしてぬるま湯をかけた部分を必ず拭いてください。

配管に水分が残っていると、外気に晒されて再び凍結してしまう場合があります。

 

絶対にやってはいけないことは、熱湯を配管にかけることです。

急激な温度変化で配管が裂けたり、配管の継ぎ目部分から水が漏れだす恐れがあります。

 

 

まとめ

給湯器の凍結対策について紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

毎年、給湯器のトラブルでお困りのお客さまが沢山いらっしゃいます。

事前に凍結対策を行い何もトラブルが起こらなかったら安心ですよね。

 

冒頭でもお話しましたように、今年は給湯器や部品が大変品薄になっており、故障をして修理や交換をしようとしてもすぐには出来ない可能性があります。(2021年12月現在)

そのため、みなさまにはぜひ給湯器の凍結対策を行っていただければと思います。

 

「凍結予防のやり方がいまいち分からない・・・」

「配管保温用のヒーターが設置できるかみてもらいたい」 などありましたら、お気軽に畑建設までご相談ください。

畑建設TEL:084ー951ー2442

084-951-2442お問い合わせ