コラム

庭について

庭に出たくなるようにする仕掛けを。
庭付き住宅は1戸建ての「憧れ」ですから、庭がどうしても欲しいという方が多いですね。実際は子どもも小さい頃(3歳くらい)までは庭で遊びますから、庭をつくってよかったと思われます。

しかし子供たちも小学生にもなれば空間がたりずもう庭で遊ばなくなります。親も庭に出ることがなくなり、やがて手入れもできず草が繁ってしまうようなことが起こります。手入れや剪定は本当は結構大変です。

しかしこうしたことをなくすには、「使う庭にする」や「変化する庭にする」庭づくりにすることが大切です。果樹を植えて収穫を楽しむ。モミジを植えて紅葉を楽しむ。池や水の流れをつくって季節の移ろいを感じる。このような仕掛けを施せば、庭での楽しみが増え、草ぼうぼうといった事態にはなりません。

また地面に草があると約6度、気温を下げる効果がありますし、樹木は蒸散作用と言って葉から絶え間なく水分を発生しています。

涼しいその場所に風が入ってきて、微気候の状態を生みだしてくれます。樹の下の「緑陰」はとても涼しく感じます。庭を長く楽しむためにはこうした「仕掛け」が重要です。
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