HOMEコラム成功する間取り・プランニング編 > 住宅空間は3次元で考える
コラム

住宅空間は3次元で考える

3次元とは高さ。家の楽しさはここから生まれます。住宅設計の計画段階での平面図では見えないものは「3次元」。つまり高さが見えません。立面図はありますが、それは家の外観です。

ですから、広さはわかってもそこで暮らした場合、目の高さになにがあるのかが不明なのです。ただ断面図がありますが一般には図面で把握するのは難しいと思われます。理解するには設計者のプレゼン資料やパース絵などの方法があり、よく想像力を発揮して頑張ってほしいですね。

最近ではキャド上で3Dの画面で見ることができるなど技術は大いに進歩しています。大切なのは「3次元」。床、壁、天井に囲まれた空間を理解しなければなりませんが、今の生活で周囲を見渡せば参考には事欠きません。

特に目線が重要で見える高さにニッチや記念品を飾る棚などのアイストップを設けるなどして、目線に刺激を与えると空間にメリハリが生まれ、家にいる時間が楽しいものになります。

この3次元視点はなかなか捉えにくいところがありますから、建築家に相談して簡単なヴィジュアル(絵)にしてもらうといいでしょう。打ち合わせが不十分だとでき上がったとき「なんて味気ない部屋なの」といったことにもなり兼ねませんのでご注意ください。
084-951-2442お問い合わせ