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家族の絆が深まる間取とは

母親の役割。父親の役割。
家族の親密度を上げるには、母親と子どもの関係を深くすることが特に大切です。

ある調査によると、勉強するにしても母親と近い場所でする方が集中するという結果が出ています。よく子どもたちをキッチンのカウンターやダイニングテーブルで勉強させるといいといいますが、これは母親が監視できるからではなく、そのほうが、子どもが安心して集中できるからなのです。子どものほうから母親に近づいて行っているわけです。

間取りもこの母子関係に着目すると絆が深まる家になります。昔の大家族のように家族人数が少なくなり、家事をするお母さんの存在価値が子供にとってどうしても大きくなりました。母と子は一心同体なのでしょう。

一方、父親は子どもにとって「能力を評価する」対象です。体力や仕事をする力や包容力、存在感を見せ尊敬を抱かせるのが父親の役割です。でもそこに愛情があり、力強い絆が生まれます。しかし経済中心の時代を送った男たちは家庭をあまり振り返って来ませんでした。

基本的に仕事中心で外の社会で力を発揮したのですが、反面家のことや地域の活動は少なくなってしまいました。そのため家族の中では権力的な存在力は大きく低下してしまいました。世の父親はこれからはもっと家庭を大切にしなければなりませんね。
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