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狭小・変形敷地の住宅デザインについて

欠点を長所に変えるアイデア。
狭小・変形敷地の最大の欠点は「狭い」「小さい」「建物が建ちにくい」「建物面積が取れない」「法的規制が厳しい」「建築コストが高い」「風が通りにくい」「陽ざしが入りにくい」「設計が難しい」など欠点がたくさんあります。

そのため厳しい敷地条件に制約されて設計するためデザインがあまりに単純になりがちです。建築家泣かせの条件なのですが、反面やりがいも多く、無駄を省き、優れたデザインも多く生まれやすいともいえます。
欠点は最大の長所になる可能性が高いですね。

しかしこの欠点を長所に変える方法として、例えば、風を入れるために部分的に中庭や吹抜けをうまく作って縦の「風穴」を開ける。

陽ざしを入れるために壁面を「雁行」(階段状)させた設計にするなど、さまざまなアイデアがあります。土地形状の制約で単純になるしかないと諦めていた家も、建築家の手腕で個性的で愛着の湧く家にすることも可能です。
楽しい住宅として生まれるものの中にはこの狭小敷地のものがアイデアいっぱい詰まったものがたくさんあります。
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